手の痛みやしびれ発生原因3パターン
手に痛みやしびれが発生する際の原因には、身体を大きく3つの場所に分けて分類されます。
- 腕や手に直接的な問題がある場合
- 頚椎に問題がある場合
- 脳の異常による場合
腕や手に直接的な問題がある場合
特に、腱鞘炎などの使い痛み症状がこれに当たります。
手や腕の酷使により筋肉や関節に負担がかかり、相対的なバランスを失い関節(骨と骨の位置関係)が正しい位置で可動していないことで引き起こされたりします。
また、このような場合には筋肉が正常な弛緩ができず、筋肉に沿って走行している神経を締め付けて(絞扼して)しまい、しびれや運動マヒの原因となってしまうこともあります。
さらに、これまでに同様の症状があり以前より症状がきついもしくは長く治りが悪いなどの場合には、手や腕の原因だけではなく他の身体の部位(胸や腰・脚や反対の手、内臓や循環など)に原因があることもしばしば起こったりします。
当院の施術では、筋肉や関節はもちろん神経や内臓・循環に対してもアプローチし、症状の改善を行います。
頚椎に問題がある場合
この場合は、交通事故やスポーツなどで首に大きな衝撃を受けた時や、最近多いのは長時間のスマートホン操作、仕事でのパソコン作業などで姿勢が悪く、首に多くの負担をかけていることに起因しています。
首に多くの負担がかかると、頚椎の位置関係がおかしくなりストレートネックになったり、場合によっては頚椎ヘルニアを引き起こしたりします。
すると、頚椎の椎間孔から手へ伸びている末梢神経を刺激してしまい、手や腕に痛みやしびれ・運動マヒが発生します。
当院の施術では、循環を改善することで関節の柔軟性を取り戻し姿勢を良姿勢へ導きます。
これにより首への負担を減らし手に発生している症状を改善していきます。
脳の異常による場合
脳の異常による場合では、脳に直接障害が生じて引き起こされる場合と、脳の錯覚によって引き起こされる場合とに分類分けされます。
脳の直接障害の場合
これは、いわゆる脳卒中と呼ばれるものが多く、脳への血流が阻害され脳の神経細胞に障害が起き、半身のしびれやマヒ、言語障害といった症状が発生します。
他にも脳腫瘍などがありますが、これら脳の直接障害に関しては残念ながら当院の対応すべきものではありませんので、一刻も早く病院への受診を強く勧めています。
脳の錯覚による場合
手や腕も含めて痛みが出始めて長期間が経過すると、脳に機能障害が起きることが昨今の研究で報告されています。
これは、脳に痛み情報が伝わった時に、その痛みを抑える神経伝達物質のノルアドレナリンなどを生産する「鎮痛システム機能」が低下している為だといわれています。
当院の施術では、交感神経・副交感神経のバランスを調整し自律神経を整え、上記機能の正常化を図ることで症状の緩和を行っています。
お電話ありがとうございます、
おおしま整骨院でございます。